英会話レッスンではレッスンの冒頭で、まずはHow are you?といったあいさつがわりの短いやりとりがあります。「元気?」「今日はどんなことをしたの?」など、毎回必ず取り入れられるこの短い会話には、緊張をほぐしたり、お互いの距離を縮めたりして、これから始まるレッスンを楽しく進められるようにする目的があります。最初はうまく答えられなくても、大丈夫。レッスンをこなすうちに、徐々に答え方のパターンがわかってきます。
今回は、そんなレッスン冒頭によくあるやりとりと、簡単な答え方をご紹介します。色々な答え方のパターンを知って練習しておくことでスムーズにやり取りができるようになりますので、ぜひおうちでお子さんと一緒に練習してみましょう!
How are you?と聞かれたら
レッスン冒頭に、必ず聞かれるのがHow are you?(元気?)。How are you doing today? のような長いバージョンもあります。
一番短い答え方はGood. (調子いいよ)と一言で返す言い方。初対面のレッスンや緊張しているときに覚えておくといいですね。あいさつがわりなので、元気よく答えると、スムーズにスタートできます。
基本的に、How are you? に対しては
Great.(調子いいよ)
Pretty good.(とてもいいよ)
I’m fine.(元気だよ)
I’m OK.(まあまあいいよ)
💡Tips: この後に “Thank you.” をつけると、より丁寧な表現になります。また、” And you?” や “How about you?” と付け加えることで、質問返しができるので、先生の答え方を聞いて参考にするのも良いでしょう。
といったポジティブな答えをするのがふつうですが、子どもらしく素直な気持ちを伝えたいときもあるかもしれません。気持ちを伝えるバリエーションをいくつかご紹介します。
I’m hungry.(おなかがすいた)
I’m sleepy.(ねむいよ)
I’m tired.(疲れているよ)
Not so good.(そんなによくないよ)
先生は会話を広げるのが上手ですので、Why are you sleepy?(どうしてねむいの?)/ Why are you tired? (どうして疲れているの?)のように理由を聞かれることもあります。理由を説明するのって、大人でも難しいですよね。わからなければ、まずは首をふったりするジェスチャーだけでも大丈夫。無理のない範囲で答えて、レッスン後に、次回に備えて親子で一緒に考えてみてもよいでしょう。
T:Why are you sleepy?
S:It’s morning.(朝だから)
S:I don’t know. I’m just sleepy.(わからない。ただ眠いんだ)
T:Why are you feeling not so good?(どうしてそんなに調子がよくないの?)
S:I’m tired.(疲れているんだ)
T:Why are you tired?(どうして疲れているの?)
S:I went to school.(学校に行ったから)
What are you doing today? と聞かれたら
How are you?以外に、What are you doing today?(今日は何をするの?)と、予定を聞かれることもあります。そんなときは、学校や習い事など、いつもすることをフレーズで覚えておくと便利です。文で答えるのが難しかったら
school(学校)
swimming(スイミング)
soccer(サッカー)
といった単語や、
play outside(外で遊ぶ)
stay home(家にいる)
play games(ゲームをする)
watch TV(テレビを見る)
read comic books(まんがを読む)
のように1~2語で、何かしら答えてみましょう。”Oh, you are going to play soccer today!” など、先生が推測して文にしてくれます。
慣れてきたら、I’m going to ~で文の形で言ってみましょう。
I’m going to school.(学校に行くよ)
I’m going to swimming school.(水泳教室に行くよ)
I’m going to play soccer.(サッカーをするよ)
What did you do today? と聞かれたら
オンライン英会話レッスンの場合、先生が世界各地からアクセスするケースがあるため、こちらは朝でも、向こうは夜といったように日本と時差がある場合があります。そのため、朝イチのレッスンでも、What did you do today?(今日は何をしたの?)と、聞かれることもあります。
そのような場合、過去形で答えるのもなかなかハードルが高いですね。こちらも、まずは単語でもいいので、何か言ってみましょう。朝イチでまだ何もしていないなら、Nothing(何もしていない)や、Just woke up(起きたばかり)などでも良でしょう。Breakfast(朝ごはん)と言えば、朝ごはんは食べたことは伝えられます。
レッスンが午後や夜なら、学校や習い事のことを言ってもいいですね。
School(学校)
Karate(空手)
Piano(ピアノ)
など、とにかく単語で伝えてみましょう。先生が推測しながら会話を進めてくれるか、正し文章で言えるように教えてくれます。
また、過去形の表現を簡単な文章で言うのなら、wentとhadでの答え方を覚えておくと、使いまわせるので便利です。
I had breakfast.(朝ごはんを食べたよ)
I had a karate practice.(空手の練習があったよ)
I had a piano lesson.(ピアノのレッスンを受けたよ)
I went to school.(学校に行ったよ)
I went to a swimming school.(スイミングスクールに行ったよ)
I went to the park.(公園に行ったよ)
hadとwent以外では、
I played games.(ゲームをしたよ)
I did homework.(宿題をしたよ)
I stayed home.(家にいたよ)
といったことも言えます。
初めから正しい英語を話す必要はまったくありません。大切なのは、間違えても良いので先生の問いかけを理解し、単語やジェスチャーでも良いので答えることで「言葉(思い)が通じる」という小さな成功体験を積むことです。
ぜひお子さんと一緒におうちで練習してみてくださいね!