Camblyでは10月より、Those Who Dare ~勇気ある者たちへ~というテーマのもと、壁を乗り越えて夢を叶えた方々、勇気を持って挑戦した方々を紹介するキャンペーンを実施しています。
今回はそのキャンペーンの一環として、8年間英語学習を継続し、現在は英会話講師としてご活躍されているmioさんにインタビューさせていただきました。
漠然とした海外への憧れから決めたイギリス留学で、自分の英語力の無さを思い知らされ奮起。外資系企業での経験を経て、英会話講師として独立されたmioさんが、8年という長い期間モチベーションを保ち続けられた理由に迫ります!
<mioさんProfile>
英会話講師。TOEIC940点。成人するまで100%日本語環境で育ちながら、21歳で英語を勉強し始め帰国子女と間違えられるほどに上達させた「話せる英語力」重視のレッスンを開講中。X(旧Twitter)やnoteでも主にスピーキング上達のためのノウハウを発信。
イギリス留学での挫折をきっかけに、8年間続けた英語学習
ー現在は英会話講師としてご活躍されているmioさんですが、最初に英語学習に興味を持たれたきっかけは何だったのですか。
21歳の時に1年弱イギリスに留学をしたのですが、行った理由は語学というよりも海外全般への興味でした。英語も上達したら良いかな程度の気持ちだったのですが、実際に現地に行ってみたら思っていたよりも全然英語ができず…同時期に同じ語学学校にいた他の日本人は皆一番上のクラスに振り分けられたのに、自分だけ一番下のクラスでした。
こんなにできないんだと衝撃を受けて、そこから火がついたのがきっかけです。
ーそれからは、どのような学習方法で英語を学んだのでしょうか。
イギリス留学から帰国後、8年間は日本にほぼずっといたので、どうやったら英語を喋る機会を得られるのかというのが一番大きな悩みでした。なので、ドラマで勉強したり、独り言を英語で言ったりと、地道な作業を日々して実施。
8年間の学習期間はほぼ挫折の連続で、正直英語でハッピーな思いをした経験はほとんどありませんでした。
ーその後、外資系企業に勤めたきっかけは何だったのですか。
自分の中で、『勉強のフェーズ』はもう終わりにしよう思ったのが理由です。それまでずっと英語学習をしてきたので、次は英語を『使うフェーズ』に行こうと思って。
実力は追いついていませんでしたが、自分が英語を身に付けてこうなりたいと思っていたことをここで実現するしかないと思い、英語を使える国際的な企業を探して就職しました。
ー外資系企業での経験は、どのようなものだったのでしょうか。
最初に会社に勤めた時は、正直相手に言われたことを受け止めるしかできず、反論したい場面や自分の意見を述べたい時も、飲み込むしかありませんでした。
しかし時間が経つにつれだんだんと英語が理解できるようになってきたので、相手の言ったことに反応するだけでなく柔らかい言い方で反論できるようになり、コミュニケーションが円滑になっていったと思います。
当時社内に、私ほど英語ができる日本人がいなかったため、海外にある開発チームと、社内の外国籍のメンバーとコミュニケーションを取りつつ、日本の顧客企業ともコミュニケーションが取れたのが私だけだったんです。英語を習得することで、社内外のコミュニケーションを統括する立場になることができ、その事を会社や上司から評価されていたことは、コミッションなどを通して実感できました。
モチベーションは「理想の自分」
ー英語学習を続けることへのモチベーションは何だったのですか。
自分の中で、他の全ての事に自信があったとしても、英語が話せないと隠れて生きなければいけない、という気がしていました。そんな自分は嫌だったし、常に堂々と生きていたい、と思ったのがモチベーションだったと思います。
漠然とした夢でしたが、将来ニューヨークで英語をぺラペラ喋りながら一人で住んで、同僚と雑談しながら、仕事の後にお酒を飲んで。そういう自分になりたいし、当時はなれると思っていました。そんなの夢のまた夢というか、このままじゃ無理だというのが分かってからも、その理想だけは絶対に捨てられませんでした。(この欲求は結構外資系会社で働いた時に満たすことができました。)
ー挫折を味わいながらも、8年間そのモチベーションをキープし続けられた秘訣はなんだったのでしょうか。
モチベーションを失わないために、常に自分よりも高い英語力を持った人たちがいる環境に身を置くように意識していました。8年間英語学習をする間に、実は半年間イギリスでインターンとして働いていたこともあります。
イギリス留学中も、外資系企業に勤めてる時も、自分だけ英語があまり話せないという状況が何度もありました。普通だったら萎縮してしまう場面だと思いますが、「でも私はこうだと思う」と積極的に発言。結果それで上手くいっていたらいい話なのですが、現実はそうでは無いんですよね。周りの人がバッと10人くらい一斉に私の方を見て、意味が分からなかったというような顔をされたり、理解されなかったりして自尊心が傷つくことも数えきれないほどありました。
しかし、それがあったからこそ、次はもっと頑張るぞ!という気持ちになれたと思います。
ー今振り返ってみて、自分が追い求めていた「理想の自分」になることができたと思いますか。
夢や理想って、手にしたときには「手にしてる!」という風に実感するよりは、それが日常になると思うんです。なので今、「理想の自分になれた!」と思うわけではないんですが、客観的にみたらそうなのかな、と思います。
英語が喋れない状態だと自分の中での自信の無さが絶対に消えなかったのですが、今はどこにいて誰と話しても大丈夫、という自信がつきました。
英会話講師として独立後も、オンライン英会話で継続している英語学習
ーその後英会話講師として独立されていますが、オンライン英会話はいつからご利用されていますか。
英会話講師として独立してから1年ほど経ってからだったと思います。英語力維持や学習継続のため練習をする必要があると感じたのですが、育児中で家にずっといるということが多く、外にでて人と話すということもなかったので、家で外国人と英語で喋れるオンライン英会話を利用し始めました。
ー数多くあるオンライン英会話の中から、Camblyを選ばれた理由はなんだったのでしょうか。
最初はネイティブ以外の講師も在籍しているオンライン英会話を利用していたのですが、自分自身が英会話講師というのもあり、高いレベルに行かなきゃいけないと考えていました。その中で、Camblyではネイティブの講師と英会話ができるということをSNSで目にし、利用を始めました。
コスパ等を考えると他のオンライン英会話の選択肢もありますが、レベル・質を追い求めていくと、Camblyが一番だと思います。
ー具体的には、どのような方法でCamblyを利用していますか。
余裕がある時は、成果がわかりやすいように毎週同じ先生を予約するようにしています。
教材を使ったり、フリートークで講師に間違えを指摘してもらい、自動録画されるレッスンを後から見返したりもしています。
CamblyAIも利用しています。人と喋るメンタルじゃない時や、寝起きだとかあると思うのですが、AIだと気にせず使えるのでありがたいです。私がよく勧めている、独り言で英語を使う、という練習方法にも、Cambly AIはぴったり。AIは話題提供もしてくれるので、自分だけでは話題が続かない時にもすごく便利だと思います。
ーオンライン英会話に興味はあるけど、最初の一歩が踏み出せないといった方へ何かアドバイスはありますか?
とりあえず一度、清水の舞台から飛び降りる勢いで、何も考えずに(レッスンに)接続するボタンを一回押してみたらいいと思います。私が今までレッスンを受講した中で、90%の講師の方々はとても優しく、たくさん話を聞いてくれました。
想像よりもハードルは低いはずなのに、みんな「間違いを指摘されたらどうしよう」や、「全然話せなかったらどうしよう」というふうに思ってしまっているはずです。1回クリックを押すだけ頑張ればきっと次に繋がると思うので、そこだけを頑張ってほしいです。
特に今の社会情勢などの中で、英語力は今まで以上に一番取り組んだ方がいいスキルの一つだと思っています。
必ずしもそれがお金にならなくても、自分自身の選択肢が広がり、日本語だけで生きてるという世界から一歩出ることで、可能性が広がる一つのツールです。迷っている方にはぜひ英語学習を今すぐ始めてほしいと思います。
ー今後の目標があれば教えてください。
最近は英会話講師としての仕事を縮小しているのですが、子育てが落ち着いたらより多くの皆さんとレッスンをできればと思っています。
いずれは現在の対個人に加えて対企業なども視野に入れ、自分にできる新しいことに挑戦していきたいです。
ーお忙しい中、インタビューへのご協力ありがとうございました!これからも一緒に英語学習業界を盛り上げていけたら嬉しいです!