Camblyでは10月より、Those Who Dare ~勇気ある者たちへ~というテーマのもと、壁を乗り越えて夢を叶えた方々、勇気を持って挑戦した方々を紹介するキャンペーンを実施しています。
今回はそのキャンペーンの一環として、Camblyを活用して英語を習得し、キャリアの選択肢を広げられたたぬきちさんにインタビューさせていただきました。
残念ながら、海外勤務への挑戦は実現しませんでしたが、現在は次なる目標に向けて家族で英語学習に取り組んでいるというたぬきちさん。海外勤務に挑戦した経緯と実際に行われていた英語学習法、今後の目標などお話しいただきました。
<たぬきちさんProfile>
国際学会での発表で失敗した事を契機に30歳から一念発起して英語学習を開始。 専門医資格や博士号を取得後にオーストラリアで臨床医として勤務する事を目指し、Camblyなどを活用して英語の試験には合格するも、病院の採用試験では不合格。 現在は家族でのマレーシア教育移住を画策し、夫婦共に英語学習を継続中。 英語学習を契機に海外旅行の楽しさに目覚め、世界約40ヵ国の渡航歴あり。
働きやすい環境を目指して海外転職に挑戦
ーCamblyとの出会いについて教えてください。
5年程前に、オーストラリアで臨床医として働くことを目標としていた際にCamblyに出会いました。効率よくスピーキング力を向上する方法としてオンライン英会話を探しており、ネットで検索していて見つけたのがCamblyでした。
ーそもそも、海外で働くことを目標にされたきっかけは何だったのですか。
社会人6年目の時に、仕事を辞めて中南米を3ヶ月程旅行しました。その時にオーストラリアの医学生と出会い、話を聞いたところ、オーストラリアの医者は休みが6〜8週間あると知ったのです。
日本では医者として働いていると夏休みも年末年始の休みもなく、長く働き続けることへ限界を感じていました。そんな時にオーストラリアの医者の働き方を聞いて、海外であれば、自分にあった働き方ができるかもと思ったのです。
当時オーストラリアでは医師不足が騒がれており、日本人の私にも医者として働くチャンスがあったため、挑戦することに決めました。
ー海外で働くことに目指すことを決めた時点で、英語力に自信はあったのですか。
正直、スピーキング力は低かったです。大学受験で勉強していたので英文法などは理解していましたが、アウトプットする機会は少なかったため、スピーキングには課題を感じていました。
実際、国際学会に参加した際、質問されてもすぐに英語で返すことができず、読み書きができるだけではだめということを痛感していました。また、海外旅行にも好きでよく行っていたのですが、英語がもう少しできればドミトリーなどで一緒になった人たちともっと楽しい時間を過ごせたのにと思うこともあり、英語力に課題を感じる場面は多々あったと思います。
週3回Cambly、毎日3時間英語学習に取り組んだ
ー海外で働くために英語学習に取り組むことを決められ、オンライン英会話を検討された中で、Camblyを選ばれた理由は何だったのでしょうか。
今でこそオンライン英会話を提供している会社はありますが、コロナ前までは数も少なく、ネイティブ講師と話せるオンライン英会話は限られていました。Camblyは他社に比べて値段は高かったですが、ネイティブ講師と必ず話せる点、予約なしで隙間時間に受講できる点、そしてレッスン録画機能がある点が気に入り、使用していましたね。
ー具体的にはどのようにCamblyを活用して英語学習をされていましたか。
車の中で移動中や、夜にホッと一息ついた時間に、15分あるいは30分のレッスンを週3回程受講。勉強する時間というよりかは、好きに先生と雑談する時間という感じで自由に受けていました。
その代わり、レッスン受講後はレッスン録画を見直し、復習の時間を取っていました。言いたいことが言えなかった所を確認し、言いたかった表現や、より適切な表現を2パターン程作って話せるバリエーションを増やすことを大事にしていました。
基本的には予約なしで受講していたので、先生は毎回初めましての方。そのため同じような会話の流れになることが多かったので、前回言えなかった表現を次のレッスンで必ず使用するように意識していました。
ー並行して、Cambly以外でも英語学習の時間を確保されていたのでしょうか。
試験対策として、Mastering the American Accentという本を活用して、とにかく英語の発音ルールなどを頭に叩き込みました。またReal英会話というアプリを活用してフレーズをとにかく暗記。使えるフレーズをたくさん覚えたら、Camblyのレッスンで実際にそのフレーズも使えるようになっていきました。多い時期は毎日3時間程英語学習に時間を当てていたかと思います。
目標スコアをクリアするも、海外勤務は断念
ー忙しい中、時間を作って英語学習に取り組まれた成果はいかがでしたか。
オーストラリアで医者として働くにあたって、IELTSやTOEFL、PTE Academicという英語試験のスコアが必要だったのですが、初めはスコアがIELTS相当で5.5だったのが、6.5 までスコアを上げることができました。
上記の英語学習に加えて最後はPTE Academicが提供するオンラインスクールも追加して、試験対策を行い、最終的に目標だったIELTS相当での7.0をクリアすることができました。
ーが、その後も日本で働き続けることを選択されたのですね。
現地で働くのに必要な英語力は得られたものの、希望の病院から内定をいただくことができませんでした。また、その後コロナが流行したことで海外へ移動することが難しくなったこともあり、海外で働くことはひとまず断念することとなりました。
次なる目標は家族でマレーシア移住
ーひとまず、ということは再び海外で挑戦することも視野に入れられているのでしょうか。
現在はマレーシアで家族に移住することを検討しており、一時は中断した英語学習も再開しています。子どもの将来を考えたときにやはり海外でバイリンガル教育を、という気持ちが強くなり、海外移住に向けて動くことを決めました。
海外移住にあたっては、やはり親が英語ができないと現地での学校選びなども難しいため、再び英語学習をしている次第です。まずは自分たちが子どもに英語学習をしている姿、現地で英語で話している様子を見せることが大事かと思っています。
ー海外移住にあたっては現地での就職も考えられているのですか。
チャンスがあれば現地での就職も考えたいと思っていますが、マレーシアでは日本の医師資格が適用されないため、現地での就職は現状考えていません。直近日本でもオンライン診療が増えてきているので、しばらくはマレーシアから日本のオンライン診療を行う形で医師として働き続けられればと思っています。
ー今の時代らしい、新しい医師の働き方ですね!最後に、これから英語学習に取り組みたいと考えられている方へ、一言お願いします。
英語ができなくても日本で生きていける、や、自動翻訳があるから勉強しなくても大丈夫だ、といった声を聞くことがありますが、英語ができたら人生の幅が広がるのは間違いないです。海外旅行一つをとっても、英語ができなくても行けますが、英語ができればさらに楽しいのは事実です。自分自身も、もっと若い頃から英語学習を真剣にやっておけばよかったと思うことが多々ありました。
英語力の向上、スピーキング力の向上はやればやるだけ成果がついてきます。ぜひ自分の人生をより楽しい人生、より選択肢の多い人生にするために諦めずに頑張ってほしいです!
【番外編】海外移住の先に目指すのは、英語力を活かして仕事復帰
今回のインタビュー、実はたぬきちさんの奥様も同席いただきましたので、奥様にもいくつか質問に答えていただきました!
ー奥様も英語学習には以前から取り組まれていたのですか。
大学時代からCAになるため、英語を勉強していました。そして念願のCAとして就職してから、同期の英語力の高さに驚き、就職後も英語力向上のため、勉強を続けていました。
現在は、育児をしながらで時間に余裕があまりないのですが、時間を見つけてはオンライン英会話を受講して英語力維持に努めています。
ーオンライン英会話を選ばれた理由は何だったのでしょうか。
1対1なので間違えても恥ずかしくないというのが一番の理由です。大学生の時に、授業でみんなの前で英語が話せなくて恥ずかしい思いをしたのが今でも忘れられず、複数人でのクラスには抵抗があり…実は英語が話せないことが長らくコンプレックスでした。オンライン英会話であれば、周りの目を気にすることなく、自分のペースでレッスンを受けられるのが気に入っています。
ー英語学習へのモチベーションとなっているのは、やはり海外移住が目標にあるからですか。
英語学習に取り組んでいる理由として海外移住が目標なのもありますが、再度、海外航空会社で働きたいと思っていることもモチベーションになっています。海外移住が実現し、子育ても落ち着いたタイミングで、仕事復帰したいと思っているのです。その時まで英語力をさらに高められるようオンライン英会話を引き続き頑張ります!
ーお忙しい中、インタビューへのご協力ありがとうございました!海外移住への挑戦、Camblyメンバー一同応援しております。