英語を学習していると、簡単な動詞でも他の言葉と組み合わせることで、違う意味で使われているのを見かけることはありませんか?これらは、「句動詞(Phrasal verb)」と呼ばれ、副詞や前置詞が動詞と組み合わさることで、もともとの動詞の意味とは違う意味をもつ熟語として使われます。
句動詞は、ネイティブスピーカーたちの会話の中で頻繁に出てきますが、本来の動詞の意味とは異なるものも多いため、句動詞としての意味を覚える必要があります。この記事では句動詞の意味をイメージで覚えられるように、イラストと一緒にご紹介していきます。今回は“Call”の入った句動詞を覚えましょう!
- call around
- call on (something)
- call (something) off
- call (somebody) back
- call (somebody) up
”Call”の入った句動詞
”Call”単体での動詞の意味は、「電話する」「叫ぶ」「呼び出す」「召集する」などがありますが、他の単語と組み合わせたときにどんな意味を持つのでしょうか?
Call around
(例)I called around to all the hospitals trying to locate my injured friend.(負傷した友人を連れて行こうと、全ての病院に電話をかけてまわった。)
Call on (something)
(例) This new project calls on all the creative skills you guys can gather together.(この新しい企画には、君たちが持つクリエイティブな全能力を必要とする。)
Call (something) off
(例) Because of rain, they called off the baseball game.(雨のため、彼らは野球の試合を中止した。)
Call (somebody) back
(例)I called the company back, but the offices were closed for the weekend.(会社に電話をかけ直したが、週末オフィスは休業だった。)
Call (somebody) up
(例)Give me your phone number and I will call you up when we are in town.(電話番号をくれたら、町に来た時連絡するよ。)
”Call”の入った句動詞をマスターしよう!
今回は動詞”Call”が含まれる句動詞をご紹介しました。ちなみに句動詞ではないのですが、”call round”と言うと「立ち寄る」という意味になるため、“call around”と”call round”を混合してしまわぬよう注意が必要な場合もあります。正確に覚えられるように、ぜひ意識してたくさん使ってみてください。
他にも「こんな使い方はできるの?」「他の表現で同じような意味はなにかある?」など疑問があれば、ぜひオンライン英会話のレッスンなどで質問してみてくださいね。