英語を学習していると、簡単な動詞でも他の言葉と組み合わせることで、違う意味で使われているのを見かけることはありませんか?これらは、「句動詞(Phrasal verb)」と呼ばれ、副詞や前置詞が動詞と組み合わさることで、もともとの動詞の意味とは違う意味をもつ熟語として使われます。
句動詞は、ネイティブスピーカーたちの会話の中で頻繁に出てきますが、本来の動詞の意味とは異なるものも多いため、句動詞としての意味を覚える必要があります。この記事では句動詞の意味をイメージで覚えられるように、イラストと一緒にご紹介していきます。今回は“Come”の入った句動詞を覚えましょう!
- come across(something)
- come apart
- come down with(something)
- come forward
- come out
”Come”の入った句動詞
”Come”単体での動詞の意味は、「来る」「生じる」「~という状態になる」などがありますが、他の単語と組み合わせたときにどんな意味を持つのでしょうか?
Come across(something)
(例)I came across these old photos when I was tidying the closet.(クローゼットを片付けている時にこれらの古い写真を偶然見つけた。)
Come apart
(例)The top and bottom come apart if you pull hard enough.(強く引っ張ると上下がバラバラになる。)
Come down with(something)
(例) We are working from home this month again. Because someone in my office came down with the flu last weekend.(先週末、同僚がインフルエンザにかかってしまったため、私たちは今月もまた在宅勤務をしている。)
Come forward
(例)Hinuma san came forward with a new idea. I hope you each can come forward with something useful.(ひぬまさんは新しいアイディアに前向きに取り組んでいた。君たちが何か役立つことに積極的に取り組んでくれることを願うよ。)
Come out
(例)A: How did your project come out? B: For my first try at baking, these vegan cookies came out pretty good!(A: 君のプロジェクトはどうなった? B: 初めて焼いてみたのだけれど、このヴィーガンクッキーはとっても上手にできたの!)
”Come”の入った句動詞をマスターしよう!
今回は動詞”Come”が含まれる句動詞をご紹介しました。”Come”は日常的によく使われる単語であり、これら以外にも多数の句動詞が存在します。覚えておくと便利なものばかりなので、これを機に”Come”を使った他の句動詞を学んでみるのも面白いのではないでしょうか?
さらに「こんな使い方はできるの?」「他の表現で同じような意味はなにかある?」など疑問があれば、ぜひオンライン英会話のレッスンなどで質問してみてくださいね。自分だけでは発見できないような表現や使い方を知ることができると思います!