英語を学習していると、簡単な動詞でも他の言葉と組み合わせることで、違う意味で使われているのを見かけることはありませんか?これらは、「句動詞(Phrasal verb)」と呼ばれ、副詞や前置詞が動詞と組み合わさることで、もともとの動詞の意味とは違う意味をもつ熟語として使われます。
句動詞は、ネイティブスピーカーたちの会話の中で頻繁に出てきますが、本来の動詞の意味とは異なるものも多いため、句動詞としての意味を覚える必要があります。この記事では句動詞の意味をイメージで覚えられるように、イラストと一緒にご紹介していきます。今回は“Go”の入った句動詞を覚えましょう!
- go over(something)
- go out with(somebody)
- go ahead
- go after(something)
- go against(someone or something)
”Go”の入った句動詞
”Go”単体での動詞の意味は、「行く」「進む」などがありますが、副詞や前置詞と組み合わせたときにどんな意味を持つのでしょうか?
Go over(something)
(例)Please go over your answers before you submit your test.(テストを提出する前に、答えを見直してください。)
Go out with(somebody)
(例)A: I hear that Saito san is going out with Shimoda san. Is that true? B: Yeah, they’re a couple now.(A: 斎藤さんと下田さんが付き合っていると聞いたのだけど、それって本当なの? B: そうだよ!二人は今付き合ってるんだよ。)
Go ahead
(例)Please go ahead and eat before the food gets cold.(食事が冷める前にどうぞ先にお召し上がりください。)
Go after(something)
(例)Watanabe has always been the one to go after his dreams, so I’m not surprised he’s such a successful businessman now.(渡辺は常に夢を追い求めていたので、今彼がビジネスマンとして成功していても驚かない。)
Go against(someone or something)
(例)Protesters have made it clear that they will continue going against the governor’s orders.(抗議者たちは知事の命令に反対し続けることを明かにした。)
”Go”の入った句動詞をマスターしよう!
今回は動詞”Go”が含まれる句動詞をご紹介しました。”Go”は「行く」だけでなく、「〜になる」や「マッチする」と言う意味で使うこともできる万能な動詞です。今回ご紹介した句動詞はほんの一部で、他にもたくさんあります。”Go”の単語や句動詞を使いこなせるようになるだけでも、英語力がぐんとアップします!
オンライン英会話のレッスンなどでネイティブの”Go”の使い方や表現を聞いてみるのも生きた英語を学べるチャンスです!これを機にできるだけ多くの”Go”を使った表現をマスターしてみましょう!