レッスン中に学んだ新しい単語や表現は次回のレッスンや実践の場で使ってみたいですし、せっかく気がついたミスは繰り返さないようにしたいものです。しかしながら、人間は忘れる生き物。学んだことを記憶に残すのはそう簡単ではありません。また、新しく学んだ英単語や表現は実際に言葉に出して使うことで、身に付きやすくなります。そのため、レッスン後に復習を行うことは、効果的に学びを定着させることに繋がります。
この記事では、レッスン後の復習について、復習の必要性や、半年以上Camblyでオンライン英会話を継続している受講者の皆さんに聞いた、効果的な復習方法をご紹介します。
オンライン英会話レッスンの後の復習は必要?
オンライン英会話は、学んできた英語をアウトプットする練習の場です。今まで培ってきた文法知識や語彙を使って、文章を組み立て、相手に伝わるように英語を話す練習をします。そのため、アウトプットばかりを続けて、インプットをしていないと、英語の表現や語彙はなかなか増えていきません。
そこで、レッスンの復習を行うことで、単語や発音、言い回しなどを改めてインプットし、その後のレッスンで自分のものとして使えるように繋げていくことが大切になります。
レッスンが終わったら10分程度の短い時間でも良いので、すぐに復習に取り組むようにしましょう。レッスン後に復習用の時間として、前もって時間を確保しておくと良いでしょう。Camblyならレッスンが自動で録画されており、チャットボックスの内容とも同期されているので、復習に便利です。
Camblyでは、どこからレッスン動画が確認できますか?
1. PCブラウザから:
Camblyにログインして、画面左上の[履歴]タブをクリックすると、これまでのレッスンの録画を確認できます。各アイコンでできる操作は次の通りです。
- [ビデオを見る]:録画を再生します。
- [Lesson]:レッスンに使用したスライドを閲覧できます。
- [︙]:レッスン中のチャット一覧の確認、録画のダウンロードなどができます。録画の削除もこのボタンから行います。
2.モバイルアプリから:
右下の丸いプロフィールアイコン > レッスン履歴の順番でアクセスします。対象のレッスンをタップすると、録画を再生できます。テキストチャットのやり取りとレッスンに使用したスライドも合わせて確認できます。
オンライン英会話レッスンのおすすめの復習方法
ここで、短時間でも取り組めるオンライン英会話レッスンの復習方法を4つご紹介します。
- チャットボックスの内容を確認する
- 新しく出てきた単語やフレーズを書き留める
- 講師が使った言い回しで自分が使いたいものを繰り返し発音
- 自分の発音やボディランゲージを見直す
1. チャットボックスの内容を確認する
マンツーマンレッスンの良いところは、講師と1対1で話ができるため、フィードバックをしてもらえることです。オンライン英会話は練習の場です。自分が間違いやすいところや、しっかり理解できないところを積極的に練習することで、効果的に英語力を向上させることができます。
せっかくの機会なので、間違いを恐れずたくさん話してフィードバックをもらいましょう。また、その後の復習に役立つよう、訂正やフィードバックはテキストチャットでも送信してもらうようにお願いしておきましょう。
Camblyのレッスン録画は、レッスンの動画とチャットボックスの書き込みが同期されているため、チャットボックスに書き込まれた部分に絞って、動画を見ながら復習をすることで、要領良く復習ができます。
チャットでのフィードバックをお願いする時のフレーズ:
Could you type it in the chat? / チャットに入力してもらえますか?
How do you spell that? / それはどういうスペルですか?
2. 新しく出てきた単語やフレーズを書き留める
レッスンの教材や講師が使っていた単語やフレーズの中に、新しいものがあれば改めてスペルや意味を確認しましょう。前もって講師にお願いしておけば、チャットボックスにもいくつか新しい単語やフレーズが残っているはずです。
それらを、ノートや単語帳にメモしておき、隙間時間に見直しましょう。アナログでもデジタルでもご自身が使いやすい方でOKです。例えば、レッスンを受けた日の夜や次の日の朝、3日後、7日後と複数回見直すことで、しっかりと記憶に定着します。
3. 講師が使った言い回しで自分が使いたいものを繰り返し発音
レッスンの会話の中で、自分も使いたい表現があればすかさずメモをとるか、チャットボックスに入力してもらうようお願いしましょう。また、レッスンのビデオがある場合には、講師の発音を真似して自分でも何度も発音してみましょう。ネイティブ講師が日常的に使っている自然な表現を習得するチャンスです。
脈絡のない例文を覚えるのと違い、レッスンの中で出てきた表現であれば、レッスンで使ったトピックとして馴染みもありますし、会話の文脈とあわせて覚えられます。また、その言葉や表現の曖昧なニュアンスも理解しやすくなり、今後同様のトピックで英会話をする時にも使える表現としても実用性があります。
4. 声の大きさ・速さやボディランゲージを見直す
語彙力や文法に気を取られて、意外と忘れがちなのが声の大きさ・速さとボディランゲージです。一人で英語のスピーチをしている様子を撮影しても良いですが、相手がいる状態で瞬発的に英語で答える時の方が、よりありのままの自分の様子が分かりやすいと思います。自分が英語を話している様子を客観的に見る機会は少ないため、オンライン英会話のレッスン録画があればぜひ活用しましょう。
英語を話している時のスピードや表情、手振り身振りはどうでしょう?声が小さかったり、スピードが早すぎたり、緊張してガチガチになったりしていないでしょうか? どれだけ英語が流暢でも、聞き取りづらかったり、速すぎると、自信がないように見えます。
「自分の話している様子を見るのが恥ずかしい」という声もよく聞きますし、気持ちは分かります。でも恥ずかしいくらい気になるところがたくさんあるということは、伸び代がたくさんあるということです。声とボディランゲージは、自分で気づけば心持ち次第ですぐに上達ができる部分です。一つずつ自分が理想とする話し方に近づけるよう、練習していきましょう。
オンライン英会話レッスンを復習して、インプットも増やそう!
オンライン英会話のレッスンとあわせて、復習を習慣化できれば、インプットとアウトプットの両輪を上手にまわし、より効率的に英語力を伸ばしていくことができます。最初から長時間の復習と意気込みすぎずに、まずは10分、自分のできることからぜひ始めましょう!