「留学すれば英語環境に身を置けるから、英語力の伸びも早そう」ですよね。でも考えてみたら、やる気があれば日本にいたって「英語環境」を作れるのでは?
というわけで、今回は、身の回りのデバイスやアクティビティを徹底的に英語環境にしていくご提案です。どこまで英語にできるか、ゲーム感覚でやってみてください!
その1 スマホを英語設定にする
何はともあれ、まずは1日に何度も見てしまうスマホの設定を、英語に切り替えましょう。アイコンのタイトルが一気に英語に切り替わり、スマホの操作をするたびに、英語に触れることができるようになります。
はじめはちょっと分かりづらいので日本語に戻したくなりますが、ぐっとガマン!
その2 アプリを英語設定にする
スマホを英語設定にするとアプリも英語設定になりますが、スマホ自体を英語にするのはちょっと嫌、という場合には、特定のアプリだけを英語設定にすることもできます。
例えば、YouTubeやLINEなど、使い慣れていて、かつよく使うものを英語にするのがおすすめです。
その3 パソコンを英語設定にする
仕事や趣味でパソコンを使う人は、こちらも英語にしてしまいましょう。はじめは手間取りますが、すぐに慣れます。
例えばExcelを英語で使っていると、Cells(セル)、Rows(行)、Column(列)、などをすぐに覚えてしまいます。
その4 ブラウザ(Google Chromeなど)を英語設定にする
よく使うブラウザを英語にしてみましょう。Undo、Redo、Actual Size、Zoom in、Zoom out、といった単語がメニューに出てきますが、意外と分かっちゃいますよね。
その5 洋楽を聞く
音楽を選ぶときも、英語を聴く時間に! Carpenters(カーペンターズ)、The Beatles(ビートルズ)は英語が聞き取りやすいので昔から英語学習者に人気がありますよね。今だったら、アデル(Adele)や、Ed Sheeran(エド・シーラン)、Dua Lipa(デュア・リパ)などがおすすめです。
その6 英語のニュースを見る・聞く
ニュースをチェックする時間だって英語にしちゃいましょう。日本のニュースが英語で聞ける、NHK WORLDのEnglish Newsがおすすめです。ポッドキャストで聞けるほか、スマホアプリもありますよ。
いきなりネイティブスピーカー向けの英語ニュースを聞いたりすると、内容は予想がつかないし英語は速いしで挫折しがちなのでご注意を!
その7 英語学習のポッドキャストを聞く
英語学習ができるポッドキャストはたくさんありますが、イチオシは「外資系裏技英語」。コメディアンのBJ Foxさんと芸人の石井てる美さんが外資系企業で使えるフレーズをコミカルに紹介してくれます。
「外資系」と聞くとハードルが高そうですが、思わず吹き出すユーモアと親しみやすさにとりこになるはず。「言いにくいことをソフトに伝える」など、外資系じゃなくても役立つフレーズがたくさん紹介されています。
その8 映画を英語で見る
最近では、音声や字幕を自由に日英で切り替えられる映画がたくさんあります。英語音声×英語字幕で見たり、日本語音声×英語字幕で見たり、色々と組み合わせを変えて楽しみながら、映画のフレーズに親しんでください。
なお、映画に限らず、YouTubeを見る時にも、英語字幕を出せる動画を探すとさらに英語時間を増やせます。
その9 英語で独り言を言う
英語学習に詳しい人の間ではよく知られた方法ですが、英語を話す相手がいなくてもできるスピーキング練習方法が「英語で独り言」です。
例えば、お米を炊こうと思ったら、”I’ll cook rice.”、シャワーを浴びようと思ったら、”I’m going to take a shower now.”という具合に、いちいち英語を口にしていきましょう。
その10 オンライン英会話を始める
そして最後に、オンライン英会話! 必ずしも毎日レッスンを受ける必要はなく、例えば週に1回でも十分効果があります。重要なのは、「英語をアウトプットする場所がある状態を作っておく」ということ。
映画で覚えたフレーズ、ニュースで聞いた単語、ポッドキャストで学んだ表現、そういったインプットは、「使う場所がある」と思うことで、よりインプットしやすくなります。逆に、「使う場所がない」と頭に残りません。
いかがでしたか? まだまだできることはありそう、という気がしてきませんか? 無料で英語環境が作れるなんてお得です。
ぜひ、デバイスや道具の一つ一つ、「これは英語設定にできるかな?」と確認して、英語に触れるポイントを増やしていってくださいね。