オンライン英会話Camblyでは、3月に新しくグループレッスンをスタートしたのをご存じですか? 自宅にいながらリアルな英会話クラスに参加しているような体験ができるのが魅力ですが、「存在は知っているが、様子がわからないので参加に踏み切れない」という学習者の声がちらほら……。
そこで今回は学習者のMarikoさんに実際にグループレッスンに参加していただき、インタビュー形式で感想を聞きました!
学習者Marikoさんプロフィール
- 英語レベル:中級
- 年齢・性別:40代女性
- Camblyでの学習歴:3カ月
- 英語学習の目的:仕事で英語を使ってみたい、外国人観光客の人をガイドしてみたい
グループレッスンについて知っていましたか?
Camblyのウェブサイトで見て、「あ、新しいサービスができたんだな」と認識はしていました。が、どんな内容なのか想像ができなくて、あとはちょっと人見知りなこともあって、参加しようとまでは考えていませんでした。今回、お話をいただいて、いい機会だなと思って一歩踏み出してみることにしました。
グループレッスンの予約は簡単でしたか?
はい、特に迷うことはなかったです。私は「残りあと1席」となっていた土曜日の朝8時のレッスンを予約しました。グループレッスンのレベルは中級か上級なので、中級を選びました。
グループレッスンの流れはどんな感じでしたか?
予約していた時間にアクセスすると、ネイティブ講師と参加者が1人いて、私が参加すると、講師が「待って、名前の読み方を当てるから!」と声をかけてくれ、Mariko?と正しく呼んでくれました。少し遅れて、もう1人の参加者が来て、3人の参加者が揃ったのでレッスンがスタートしました。
画面にWelcome to Cambly Group!と書かれたスライドが表示され、AgendaとしてIntroductions、Icebreaker、Conversation Topicsなどが書かれていたので、レッスンの流れを把握できたのがよかったです。
講師のリードで、いくつかのTopicの中から好きなテーマで話すことになり、2分間でテーマを選んで、話す内容を考えました。
その後は、順番に、テーマに沿って話していって、講師や他の参加者が質問したりして、わいわいと色々な会話をしていたら、あっという間に1時間経っていたという感じでした。
他の参加者はどんな方々でしたか?
ネイティブ講師はイギリス出身の女性で、メキシコに住んで2年になるスカイさん。1人の参加者はメキシコ在住のアイビーさん(女性)、もう1人の参加者は、ブラジル在住のリビアさん(女性)で、たまたまなのか、私以外は中南米の方々でした。
アイビーさんとリビアさんはとてもやさしい雰囲気で、どんどん話すというより、自分の順番が来たら話す、といったペースでした。リビアさんは特に遠慮がちでしたね。
どんなことを話しましたか?
Take a minute now to think of your topic(あなたのトピックについて1分間考えてみよう)というスライドから、私はLocal food recommendationsを選びました。
ちょうどCamblyのブログで「ラーメンについて英語で語ろう!」という記事を見つけたので、パソコン上で記事を開き、英語表現を参考にしながら、ラーメンについて説明しました。Camblyのブログの「英語フレーズ・表現」にある記事は会話のヒントになるので、レッスン時に活用するといいと思います。
初めに”Do you know ramen?”と聞いたら、スカイ先生とアイビーさんは”Yes, I love it!”と答えてくれたのですが、リビアさんは”No, I don’t know.”とのお返事で、てっきりみんなラーメン自体は知っているだろうなと思っていたのでちょっと焦ってしまいましたが、スープに入った麺だというところからご紹介しました。
「最近は、海外からの旅行者向けに、ベジタリアン向けのラーメンもある」と言ったところ、偶然にもスカイ先生がベジタリアンで、そこから「日本にはベジタリアンは多いの?」などと話が広がりました。
特に印象に残っているのはどんなことですか?
みんな、日本の寿司に興味津々で、色々と質問されたことです。
メキシコのアイビーさんからは、「メキシコでは、寿司にチリソースをつけるけど、日本ではつけるの?」と聞かれたのが面白かったです。「日本では寿司にチリソースはつけなくて、つけるのは醤油とわさび、塩ぐらいだけど、メキシコのお寿司も食べてみたい」と答えたところ、”Come to Mexico and try authentic Mexican sushi.”(メキシコに来て、本場の「メキシコ寿司」を食べてみて)とユーモラスに返してくれました。
また、”Is sushi a fast food in Japan?“(寿司は日本ではファストフードなの?)とも聞かれ、悩みながらも「江戸時代はそうだったけど、今はスペシャルな時に食べるもの。でも、回転寿司はファストフードかも」と答えました(合っていればいいけれど!)。
また、スカイ先生に「TikTokで見たけど、回転寿司でいろいろ舐めていた人がいたんだよね?」と聞かれ、海外でも知られているんだと私は苦笑い。そして「舐める」は「lick」なんだなと覚えることができました(もうあんなことがないといいね、と先生が言っていました)。
グループレッスンを振り返って、どんな気持ちですか?
実は、スタートするまではちょっと緊張していて気が重かったんです。でも、終わってみたら、今までのCamblyのレッスンの中で一番楽しかった。最近は、AIを相手に英会話の練習ができたりしますが、グループレッスンをして、「あぁ、いろんな国の人と話すって楽しいな、これはAIが相手ではできない体験だな」とシンプルに思えました。
今回お話したアイビーさん、リビアさんは、住む場所は遠いけれど、同じ英語学習者として親しみがわきました。「どんな理由で英会話をやっているの?」などいろいろ聞いてみたかったですが、残念ながらそこまでの時間がなく……。次回は少し余裕を持てると思うので、参加者の方々と、積極的に会話していきたいです!