いきなりですが、皆さんが友達や家族に話しかけるときのことを、ちょっとイメージしてみてください。
本題からいきなり話し始めますか?しませんよね?
「ねえねえ」「あのさ」「聞いてよ」
など、何かしらの声かけで、注意を引いてから話し始めるのではないでしょうか?
英語にもそのような、相手の注意を引くためのフレーズがあります。今回は、自然にスムーズに会話を始めるための「ねえ、聞いて」に相当する英語フレーズのバリエーションをご紹介します! 唐突に本題に入るよりもずっと話しかけやすくなるので、ぜひ覚えておきましょう。
You know what?
ちょっと聞いてよ
A You know what?
(ちょっと聞いてよ)
B What?
(なになに?)
A I won ten thousand yen in the lottery!
(宝くじで1万円当たったんだよ!)
Do you know what? を省略したかたちです。相手の気を引くために使う場合は、”You know what?”で一旦区切って相手の応答を待ちます。”You know what?”と話しかけられた方は、”What?”(なになに?)もしくは”What is it?”(どうした?)と応じるのが一般的です。
次に話すことを強調するために使う場合はYou know what?の後で間を空けずに、続けて話します。
He lied to me again, but you know what? I really just don’t care anymore.
(彼がまた私に嘘をついたんだけど、聞いて、私もう全然気にならない)
You know something?
ちょっと聞いてよ
A You know something?
(ちょっと聞いてよ)
B What?
(なになに?)
A Finally, I got a dog!
(ついに犬を飼い始めたんだよ!)
You know something?も、You know what?と全く同じように使えます。相手の気を引くために使う場合は、”You know something?”で一旦区切って相手の応答を待ちます。”You know something?”と話しかけられた方は、”What?”(なになに?)もしくは”What is it?”(どうした?)と応じるのが一般的です。
次に話すことを強調するために使う場合はYou know something?の後で間を空けずに、続けて話します。
Hey, you know something? I’m so hungry.
(ねえ、私すごくお腹すいた)
Guess what?
ねえ、聞いて
A Guess what?
(ねえ、聞いて)
B What?
(なになに?)
A I happened to meet ex-boyfriend in Kyoto!
(京都で偶然、元カレに会ったんだよ!)
guessは「想像する」という意味の動詞です。「何があったと思う?」というようなニュアンスです。次に続く話題が驚くような内容や面白いニュースなどである場合に使われます。
使い方は”You know what?”や”You know something?”とほぼ同じです。相手の気を引くために使う場合は、”Guess what?”で一旦区切って相手の応答を待ちます。”Guess what?”と話しかけられた方は、”What?”(なになに?)と応じるのが一般的です。
次に話すことの前置きとして使う場合はGuess what?の後で間を空けずに、続けて話します。
Guess what? We won the game 5–0.
(聞いて、私たち5-0で勝ったよ)
Look
ねえ
A We must go now, Jimmy.
(ジミー、もう行かなきゃ)
B No! I don’t want to go!
(嫌だ! 行きたくない!)
A Look, mom is waiting for us. Let’s go home.
(ほら、ママが待ってるよ。家に帰ろう)
誰でも知っている動詞であるLookは、文字通り「見て」という意味で使われることもありますが、相手の注意を引くためのフレーズとして使うこともできます。「聞いて」といったニュアンスです。知っていると便利な使い方です。ただ、きつい口調だと親や先生が子どもに注意をしているような印象になってしまうので、丁寧で柔らかい言い方にしましょう。
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いかがでしたか? それぞれの単語は簡単ですが、意外と使ったことがある人は少ないかもしれません。こうしたワンクッションを入れることで、グッとリズム感が出て、ネイティブの会話のような自然さが出てきます。ぜひ取り入れてみてくださいね。
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